ご無沙汰しております。すっかり夏休み終わってるのにこのブログは夏休みで止まってましたねorz
さて、夏休みが終わって一週間以上になりましたね。管理人は今年大学受験なんで、それなりに忙しい毎日を送ってます。良いことも落ち込むことも結構ありますが、それなりに頑張っていこうと思います。とりあえず、Moira聴きながら!(ォィ)
後、ちょっと諸事情で自分で考えたお話を作らなきゃいけないので、練習がてらちょいちょい日記にオリジナル小話載せていこうと思います。興味のない方はスルーで、興味のある方はさらさらっとお読みくださいな。まぁ、ぶっちゃけ毎日日記書いたほうが文章力向上しそうな気も・・・(ry
ネガティヴうさぎとポジティヴわんこ
或るところに、とても仲の良いわんことうさぎがいました。
わんこは明るくて誰にでもすぐに心を開き、
うさぎは誰にも心を開かず、友達と呼べるのは、わんこだけでした。
ある日、皆と仲良く遊んでいるわんこを見ながら、うさぎはふと、
―わんこに自分は必要ないのではないか。
と思いました。
誰とでもすぐに仲良くなれるわんこには、友達がたくさんいました。
友達たちも、わんこのことが好きだったので、きっとこの先わんこが困っている時は、皆がわんこのことを助けてくれるでしょう。自分が何もしなくとも。
それに比べて、自分はどうだろう。誰とも仲良くしようとしないで、いつも自分独りで生きている自分は、わんこしか友達がいない。しかし、自分にとっては、わんこはたった一人の友達でも、わんこにとって自分は、たくさんの友達の中の一人でしかない。別に、自分がいなくとも、空いた席は、誰にでもすぐ埋めることができるのだ。
そう考えると、うさぎは急に空しくなって、いっそこのまま何処かに旅立ってしまおうかと思いました。それはとても良い案だと思いましたが、うさぎの頭にわんこの顔が浮かび上がりました。
自分がいなくなったら、きっとわんこは泣くだろう。友達がたくさんいても、わんこは自分を含め、誰一人としてないがしろにしていない。わんこは友達をとても大切にするから。その大切な友達の一人が、自分の前からいなくなる。それはきっと、とても、つらいことだろう。うさぎには、その気持ちが痛いほどわかりました。
わんこにとってうさぎは大事な友達であるように、うさぎにとっても、わんこはとても大事な友達だから。まして、他に友達がいないうさぎにとっては、なおさら。
うさぎは大きく息を吐きました。
そして、わんこが自分に手を振っているのに気づくと、頑張って笑顔で手を振り替えしました。
自分がたとえ、わんこに必要じゃなくとも、わんこを泣かせることだけは嫌だったので、
うさぎはとりあえず、もうしばらくはわんこの傍にいようと決めました。
うさぎのぴんと立った耳の上に、晴れた青い空は、どこまでも広がっていました。
それが幸せの前兆とは、限りませんが・・・。
初っ端から趣味飛ばしまくりですね・・・、自分。うさぎさんは実はマジ性格悪い子です。